チームあやめの稽古グループでは、『道具の置き方(扱い)と所作』について割と口煩く指導しています。
特に、「お父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんに買ってもらった大事な道具だから、大切にしなさい。自分で持ちなさい」というのは、もう何度も言ってきました。
私は子供の頃、親に「感謝しなさい」と言われても、その「感謝」がなんなのかよく分かっていませんでした。目に見える形ではないし、かと言って「ありがとう」と言うだけでは、お礼を言っているのであって「感謝」という行為をしているわけじゃない。そんな感覚がありました。
「感謝」って、要するに有難いと思うことや、お礼を述べたりお返しをする行為の総称ですよね。
道具を大切に扱う行為で一つの感謝を示す。有り難く使わせてもらう。そういう指導も心がけています。
「所作」とは、おこないや振る舞い、身のこなしのことです。
例えば、座る時に竹刀をなるべく音を立てずに置くところや、剣道具をつけている生徒なら、着座をして面を置くところなんかもそうですね。所作はやはり、素早く無駄なく美しくが望ましいです。
同じ武道の居合道では、所作も厳しく見られているので、剣道以上に所作事が美しく丁寧だと断言出来ます!私、長いこと剣道をやった上で居合道を三年ガチでやらせてもらいましたが、最初に受けた指導は礼のやり方でした…。
せっかく武道をやっているので、道具の置き方(扱い方)、所作事を自然に学んでおけるといいなと思ってます!
私のグループは低学年と幼稚園児が中心なので、出来具合はパーフェクト!とはなかなか言えないかもしれませんが、生徒たち自ら言われたことを思い返し、さらにそれを習慣化し、率先して物を整理する過程がもの凄く大切なので、あたたかく見守っていただけると嬉しいです(≧∀≦)
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