今回は、最近の「チームあやめ」で行っている稽古について書いていきたいと思います(^O^)
すでに気付かれている方もおられるかもしれませんが、最近は面をつけた相手に竹刀で打ち込んでいく稽古が以前よりも増えました!
長々と説明するよりまずはやってみる。
それを心がけています。
「まずやってみる」の最大メリットは、生徒一人一人の特徴を発見できる事にあります。
例えば、私が実際に数回見せたお手本と大まかな説明だけで「切り返しの動作」が出来る剣士もいます。(出来ないのは×ということではないです!) その出来ている部分を見つけ、そのまま伸ばし、足りない部分をその場で伝えるようにしています。
生徒たちは剣道の初心者でも、初めからなんとなく出来たり得意な動作があるんですよね。その部分を無視して「剣道の正しい動き」をぶつける…というより、剣道の動きに大体なっているものは、褒めて「それは良い事なんだよ」「合ってるよ」ということを伝えながら伸ばしつつ、出来ない部分や練習を重ねるうちに出てくるお直しポイントは、その都度その場で伝えるようにしています。
勿論、細かく言えば「もっとこうしたほうがいい」「本当はこうだ」という点は良くも悪くも沢山ありますが…生徒達自身が私の説明やお手本、仲間の動作を見たり聞いたりして学び・理解し・自ら取り組んでいるところを認めながらやっていきたいと考えております。
そんな感じのノリで私のチームは稽古に取り組んでいますネ(^ν^)♪
最近行っている稽古の中でも特徴的なのは、やはり「チームワーク稽古」でしょうか!
生徒全員で「30秒で何回面を打てるか?」にチャレンジします!この稽古の狙いは「チームで一つのことを成し遂げる」こと。なので、面の打ち方や残心についてはあんまり言いません。本数を増やすために修正が必要になったら伝えます。
前回の本数を超える為、前後に軽いミーティングで意識することや改善点を話し合います。生徒たちからよくあがってくる意見は「お喋りしない」「(竹刀を)準備しとく」「早く戻る」「転けない」などでしょうか(^O^)
初めはめちゃくちゃな意見が出てて、それはそれで面白かったんですが、最近はしっかりした意見を出してくれます!
並び順も常に一番を争っていて、大変素晴らしいです。逆に真ん中や後ろを希望する子もいますが、それもすごく良いと思います。自分のやりたいところを調節しているんでしょうね!
後方に低・中学年がいてくれると、真ん中の幼稚園生たちが流れに乗りやすかったり、遅れたときにサポートしてくれたりするのでとても有難いです。これぞチームワーク稽古。
…と、こんなところでしょうか(o^^o)
他にもいろいろやっています!もし、「なんでこんな稽古やるの?」と気になることがありましたらいつでも聞いてください!
また、こちらのグループの剣士たちは、まだ防具もつけていなくて試合もないので、なかなか自分の実力を知ったり発揮出来る場面が少ないです。
なので、この子達の今の段階でも出来るミニイベントを月に一度は出来るといいなぁと目論んでおります。まさに先日の「礼法・正面打ちのプチ個人戦大会」をのような…(^ν^)
今後ともよろしくお願い致しますm(_ _)m
藤本
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